『どうしたんだ?調子悪いんじゃねえの?』


マルつけをしながら、リンに目をやった。
いつもなら、9割以上マルがつくのに、7割も正解していない。

それでも、優秀な方だけど。


「別に。」


『なんか悩み事かぁ?』


少し間があいて、また、別に。と言ってリンはベッドに寝転がった。


いつものこと…だと思っていたけれど……