ふぅ、と一息。


『では、改めて…。

毎度毎度、美味しいご飯を有難うございます。』


目線をテーブルに落とし、心を込めて、俺は言った。



なかなか、リンからの回答が得られず、顔をあげると、ばっちりと目があい、いそいそと食器を流しに持っていってしまった。


「早く食べなよ。
片付けられないじゃないか。」