キミ色に染められて


突然リンのが下を向いてしまい、表情が見えなくなってしまった。


何かマズいことでもあったのだろうか。



すぐに近くにいくと、ようやく原因がわかった。



「それ、僕が作ったんだ。」



真っ赤な顔をしたリンがポソリと呟いた。



『え?今まで全部?!』


「あ、あたり前だ…よ。
この家の家事は僕の仕事だから…。」