『え…。』


何って…なに…。



あの色っぽい仕草でコチラを挑発してきたのは、紛れもなくリンの顔だった。



それは、媚薬でも含んでいるかのような目で。



しかし、俺の両足は根がついているかのように、その場を離れない。



いや、離れてはイケナイ。



よく考えてみろ…俺は先生であって、リンは生徒だぞ。