「早く、答え合わせしてよ。 僕、お腹すいた。」 俺の上から降りて、リビングに向かおうとしていた。 時計に目をやると、30分は寝ていたらしい。 あれほどの頭脳を持っているリンにとって、10分もかからない問題なのに。 ふとした優しさをみて、笑みがこぼれた。 「ヘラヘラしないで。 あと、夢の中で僕と何してたの?」