「ねぇ、生きてる?」 目を開けると、リンのアップがあった。……近すぎる。 それに妙に腹に違和感を感じ、視線をそちらに向けると、馬乗りの状態でリンが乗っかっていた。 『なにこの状態…。』 「揺すっても起きないからだよ。死んでるんじゃないかって…。 胸の上に乗ろうか迷ってコレだよ。」 どうやら、肺は潰されずにすんだようだ。