「誠…」 そう呟いた私は誠の手を離した だって今は雅也の婚約者であるからこんなこと許されない 「私は雅也の婚約者です こんなこともう二度としないでください」 誠は私を見つめ何も喋らなかった 静かになり互いに見つめあう 誠に私の本当の気持ちがバレてしまうんじゃないかっていうぐらい また誠の色に染められてしまうんじゃないかってぐらい