《救済》

壱加の奔走、弥嘉の沈黙
が顕著である第十話。

話の約8~9割が壱加と徹
による問答となってしま
いました。この時ほど、
本気でジャンルを変える
べきなのではないかと悩
んだことはありません。

無駄に長い下りですが、
こちらも第一話と繋がっ
てきました。一見不要に
思えた設定などもここで
若干生かされています。

なおタイトルの<救済>で
すが、壱加が弥嘉を救う
というだけではなく徹が
未来へと救いの手を求め
るという意もあります。

まだまだ都捜索編は続い
ていきますが、最後まで
彼女らの行く末を見守っ
て頂けたらと思います。