保健室ノ秘メゴト


「じゃあ両手はこっちな」

と、次なる指示を出す。

相良くんに導かれるままに、両手は彼の首後ろに回された。

触り心地の良い髪が指に触れ、思わず撫でる。



相良くんが怒らないのをいいことに、艶のあるサラサラの茶髪を思うまま撫で回していると。


「はい、じゃ、さっきのもう一度言ってみようか、センセ?」

もはや隠す気はないのか、はっきりと意地悪で酷く楽しげな声を出した相良くんが、顔を上げる。