保健室ノ秘メゴト


「じゃ、下着も」

「な」


流石にそれには抵抗がある。

いくらなんでも恥ずかしいし。


「や、やっぱりそれは嫌」

「…なに、さっきのは嘘?」

「……そういうワケじゃないけど」


踊らされている自覚はあったけど、相良くんにああ言ってしまった以上、引き返すことなど出来なかった。


やはり完全に取り払うことは出来ず、するりと肩から降ろすだけで止まるものの、相良くんは満足したようだ。