どれくらいたったのだろうが… 私には一瞬の事のようにも思えました。 城が見える。 水楊の城…。 あの場所へたどり着いたら真っ先に… 私は若殿様の… 永朋様の元へ行きます。 お返事をしに…。 これで 瑠真様のことも忘れられるはず。 永朋様と祝言をあげて、過ごしていれば… きっと…!! きっと…!! 瑠真様の事は…