ガバッ



急に体が宙に浮いた。






え・・・?!


この状況・・・どうなってるんでしょうか・・・?!





「柚!!俺が安全な場所に連れてってやるからな!!!」


瑠真様の声が上から聞こえる。




「待たぬか!!!!」


永朋様の声はどんどん遠ざかっていった。




ダダダッ





どうなってるの・・・??


うっすら目を開けて確かめてみた。





「!!!」





なっ・・・!なっ!!


近い!!



瑠真様のお顔が・・・目の前に!!