「へっ・・・!?」 瑠真様の方へ向き直ったとたん唇にあたたかいものが触れた。 ほんの一瞬触れただけの接吻。 それでも体は火照る。 「今日はまだこの城にあずけといてやらぁ!じゃーな!!」 ニッと笑って瑠真は去っていった。 冷静そうに話していたが頬は赤く染まっていた。 瑠真様・・・ する事は大胆なのに照れ屋なんですね。 思わずクスクスっと笑ってしまう柚だった。 「あ、やっぱり柚様でしたか!!」