時間がたつのは早いもので・・・ もう日は沈み月が出ていた。 そろそろ庭へ行くか・・・。 「姫様!!いってらっしゃい!!」 郁に見送られ私は庭へ向かった。 庭へ行くと人影が座っているのが見えた。 暗くてよく見えないが若殿様だろう。 「永朋・・・様?」 人影の方へ近づいて行った。 「・・・。」 返事が無い。 聞こえてないのだろうか・・・? やっと顔が見えるという位置まで来た。 「若殿様・・・??」 もう一度呼ぶとその人影は私の方へ振り返った。 ・・・!!!!