私達はそうして、仲良く普通に付き合っていた。
皆からみたら、結構仲がいいらしいです。
現在、付き合って2ヶ月が経ちました。でも、ココで何か起こるのか。
私達はその"孤独"と"悲しみ"に耐えていく事が分からなかった。


プルルルル。プルルルル。
ある日、私宛てに誰か知らない人から連絡がかかってきた。
「はい、もしもし?。」
<<こんにちは。初めまして。>>
「…初めまして。」
<<私くし、JPの者ですけど内田 華那さんでしょうか?。>>
「そうです。あの…。何かご用件でも?。」
<<大変失礼致しました。私達は…。>>

話はそれから聞いた。
"JP"とは、"ジュニアポップセブン"と言う
中高生向けのファッション雑誌。その雑誌の専属モデルを
募集してたらしい。私を町で見かけたとき一目惚れして調べた
そうです。でも、この顔、このルックスでモデルなんて出来るのでしょうか?。
龍弥は絶対反対すると思う。
あいつは意外と独占欲が強いから…昔から。
まずは龍弥に相談しよう。

<<華那?。どうした??。>>
私は龍弥に電話をして会う事にした。
「今から会お?。」
<<じゃー華那の家行くは。じゃッ。>>
実は、龍弥と私の家は隣の隣です。だから1分も
経たないうちに来た。
『おじゃましまーす。』
「私の部屋行ってて??。」
『おう。』
私は、ジュースとお菓子を持って部屋へ向った。
そしてテーブルが置いてある所に座った。
「…いきなり呼んでごめんね?。」
『あ?。あぁ、大丈夫。で、どうしたんだ?。』
「うん…。私ね…スカウトがきたの…。」
『…スカウト?。どっから?。』
「ジュニアポップセブン…。」
話は長くなり話合った。やっぱり龍弥はそういう仕事
してほしくはないそうです。
『だって、仕事とか入ったら遊べねーじゃん。』
「…うん。そうだ…ね?。」
『華那と会う時間少ねーじゃん。』
「じゃぁー辞めるよ?!。」
『うーん。華那がやりたいならやれ。』
結局話は決まらないまま終った。
結論は私が考えることだしね……。
「龍弥?。私、仕事しても龍弥とは会うよ?遊ぶよ?。」
『…当たり前だろ?。じゃないと俺が華那不足になる。』
「面白い…龍弥ったら。」