「クリスマスイブイブに加藤が家に来るなんて、よっぽどあたしと酌み交わしたかったのね?ウフッ!かわいい奴!」
「う、ウハッ!や、ややめてくださいーーーッ!」
羽交い締めにされて、更に、グリグリ頭を撫で回されている加藤。…ってか、イブイブって……。
「アハハ!お姉ちゃんカックンの事大好きなんだね?」
トレイに乗せた焼酎と氷をテーブルに置いて、ニコニコ笑いながら檸檬が話しかけてきた。
「れ、檸檬ちゃん……助けて………。」
「なーに?加藤?どうした?あ!そうだ!加藤が来たんじゃやっぱあれしなきゃね?」
姉さんの言葉に加藤の体が強ばった。
“あれ”………。
酒豪で美人で男勝りで頭が良くて…勝負事にめっぽう強い花梨姉さん。
大好きなのは……


