「須具利さん!何でもいいですからね、頼んでくださいよ!大丈夫財布なら、ちゃんと持ってますから!」
「……う、うん。」
ほんとに大丈夫何だろうか……かなりの不安がよぎる。
それもそのはず、今あたしの目に映るのはずらっと並んだ“時価”の札。
奢りは嬉しい。
すごく。
だけど無理して奢ってもらっても困る。
コレをネタに法外なモノを要求されても困るし……。
─ああ、なんでチョコあげちゃつたんだろう。
あげなきゃこんなことになってないはず。
それ以外であたしと円藤の接点は全くといっていいほど無いのだから。
後悔先にたたずだ。


