六年生につれられて体育館器具庫にいくと、その支柱とやらが木の棚に立てて並べてあった。 昨日は気づかなかったが、マットがたくさん置いてある向こう側の棚に、余るほどネットが置いてあった。 「支柱持って。」 「え、あ、はい!!」 六年生が立ててある支柱をこっちに少し倒すと、うちとユカリは支柱を持った。