ただ走るだけではなかった。 順番を重ねていくごとに、色んな走り方をした。 覚えているのは、床に寝転がってから起きて走るというヤツ。 それはそれは若干貧血気味のうちにとっては、クラクラした。 しかも男子達の目線が厳しすぎる。 キャプテンは「分からなかったら、同じ列の人に教えてもらってね〜。」とか言ってたけど、もはやそんな状況じゃない。 分からなくても、何とか見よう見まねでやってきた。 でも、ついにアレがやってきた…