「えっ。」って言ったら、「あっ。わり」って言って、
東城君は、離れていった・・・。
「どうして、ここに東城君が居るの?」って聞いたら、
「俺、この近くに住んでいるんだ」って聞いて、へ~っと思っていたら、
「よかったら、俺ん家来るか?」って聞いてきたから、
「いいよ。迷惑でしょ?」って言ったら、
「そんな格好で帰れるの?」って言って、指で胸元を指して来たんだ!
だから、「じゃぁ、ちょっとだけ・・・」って言って、東城君の後ろについて、
歩いていたら、周りの女の子から、「さっきの人かっこ良くなかった~。でも、
隣に居る女の子あんまり、可愛くないよね」って言われているのは、丸聞こえだった。
そして、東城君の後について行くと、いきなり東城君が止まったんだ。
「いった~。」って言ったら、「着いたよ。ここが俺ん家」
そこには、大きな家が建っていた。
(へ~これが東城君家だったんだ~・・・って、えっ。マジ、やばい位デカイんですけど~)
「どうぞ、中に入って!」って言われたから、「お邪魔しまーす。」って言ったら、
誰も中に居なかったんだ!
東城君に「今日は、誰も居ないの?」って聞いたら、「あ~。親は、今旅行中で
姉ちゃんは、彼氏の家に泊まり中で兄貴は、留学してる」って言ったから、
「お兄ちゃんとお姉ちゃんって居たんだね~」って言ったら、
「なんだから、ココで話すより、(リビング)俺の部屋で話そうよ」っていきなり言われたから、ビックリしちゃって、顔が赤くなっちゃった・・・。
そして、初めて、東城君の部屋に入ったんだ。
「桜井どうした?もしかして、照れてんのか?」って言われたから、さらに、赤くなっちゃって、「桜井って、可愛いよな」って言われて、「えっ。」って言ったら、
「そのままの通り」って言われちゃった・・・。
そしたら、東城君が「桜井じゃなくて、鈴奈でいいか?」って聞いてきたから、
「うん。いいよ」って言ったら、「じゃぁ俺の事も、東城じゃなくて、剛史って呼んで」
って言われたから、「分かった。剛史君?」って言ったら、「うん。上出来、れ・い・な」って言われたから、マジ、恥ずかしかった。そしたら、剛史君が「鈴奈。風呂入ってこれば?
その格好じゃ、外歩けないだろ」って言って、私の胸を指差して来た。
だから、私は、お風呂を借りる事にした。