「…なんだよ、徹司」 「いや〜〜、和彦、あんな女がタイプだったとは…。知らなかったなぁ」 「は?」 もしやコイツ、さっき俺が見ていた女を、タイプだから見てたと思ってる…?? 俺がそれに気付いた時、徹司は椅子から立ち上がって、俺の両肩をポンポンと叩き始めた。 「まあ、和彦には無理だと思うけど頑張ってくれ!俺、精一杯応援するから!!」 やっぱりコイツ、誤解してる―――!!!