「うちも英訳分からんかったら、カズくんに聞こうかな〜」 「…俺、理系だから、文学的なことは参考にならないかもしれないぞ?」 「香織ちゃん、自分の力で調べないとね♪」 「……お前が言うなよ、徹司」 ああ〜〜、この掛け合いもしばらく聞けんなるんやな。 カズくんとの別れの時間が、刻々と近付く。 うちはカズくんの彼女になったんやし、心配することなんか何もないはずなんやけど、やっぱり寂しいよな…。 すると、カズくんの乗る飛行機の搭乗手続きを案内するアナウンスがうちらの耳に入ってきた。