もしかして!! ケン兄ちゃん、うちを騙しよったなぁ〜〜!? そう思て、今まで何もしゃべっとらんかったケン兄ちゃんを睨んだ。 うちの冷たい視線に気付いたケン兄ちゃんは、急に焦った顔になって目の前で両手を合わせ、口パクで「ごめん」と言うてきた。 はあ〜〜〜 もう、何なんや。 うち、何のためにここに帰ってきた思てるん? ケン兄ちゃんのアホ!!! *****