― 君 色 星 ―






もしかして!!



ケン兄ちゃん、うちを騙しよったなぁ〜〜!?





そう思て、今まで何もしゃべっとらんかったケン兄ちゃんを睨んだ。





うちの冷たい視線に気付いたケン兄ちゃんは、急に焦った顔になって目の前で両手を合わせ、口パクで「ごめん」と言うてきた。






はあ〜〜〜



もう、何なんや。





うち、何のためにここに帰ってきた思てるん?





ケン兄ちゃんのアホ!!!










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