― 君 色 星 ―






「え…?何言うとん?」



「あれから千葉に出張した時にな、出会うてしもたんや。三千子(みちこ)にな」





ちなみに…、三千子は、今うちの目の前に座っとる、お父ちゃんの再婚相手。





これは別に説明せんでも分かるか。。。






「三千子とはすぐに仲良ーなったけどな、それでもわしは再婚のさの字も出さんかったんや」



「………」





なんか、信じられん話なんやけど。





とりあえずお父ちゃんの話を全部聞くことにした。





「ところがな、三千子に小学生の一人娘がおる、ゆうたら、三千子の方から求婚されたんや」



「え?」





なんや、それ???