「華霞っ!」 最後のバイトの日。 やっと全ての仕事が終わって、控室でもう着ることのないキラキラしたドレスを手入れしていたら、急にうちを呼ぶ声が聞こえた。 「…はい」 小さく返事をして声のした方に顔を向けると、そこには…… 玲子さんっ!?