「なんで…、あなたが玲子さんのことを…??」 まあそうだろな。 俺なんかが妖艶な身体の持ち主の玲子さんと知り合いなわけがない。 けど、香織とは知り合いだという確証があった。 さっき香織は、『玲子さん』という言葉を聞いた途端に倒れた。 知り合いじゃなきゃ、倒れるほどのショックを受けなかったはずだ。 「俺じゃなくて香織だけどな。香織を通じて玲子さんに言っておくよ」 すると、ヤツは目に見えて分かるほどに焦り始めた。