あたしは日頃から目立たない存在だ。 目立たないように頑張ってる。 目立ちたくないから。 でもまさかあたしがあんなに目立ってしまうなんて。 ある日―― いつも通り学校が終わり家に帰る途中の道。 私は音楽に携帯をいじっていて前を見て歩いて無かった。 やくざとぶつかってしまった。