「始める前に、あなたの名前と所属ギルドを名のりなさい」
「なんで名乗らねえといけないんだよ」
「だって、誰かわからなかったら、倒しがいがないじゃない」
「なんだとう、いいぜ、きっちり、耳をかっぽっぢって、よく聞け、お前を倒す奴の名前を」
「はいはい、能書きはいいから、さっさと名のりなさいよ」
「俺の名前は、スガラ・カムラだ!所属ギルドは、<砂の旅団>だ!!よく覚えとけ」
「そう、<砂の旅団>のスガラ・カムラね、<聖女騎士隊>クレン・ディアスが、あなたを、<王国特別依頼>連続幼女誘拐事件の重要参考人として、拘束します!!抵抗はやめてください」
<王国特別依頼>とは
国からの依頼のことである
「<王国特別依頼>だと、なら、抵抗するなって方が無理だな」
「そうですか、なら、骨を2、3本位折って、連れて行きます」
「やれるもんなら、やってみろ!!」
スガラは後ろに飛び退き
右手を地面に置き
「出てこい!!我がしもべ、サンド・ドール<グラング>」
右手に砂が集まり
巨大なハンマーを持った男が現れた
「<グラング>あいつを倒せ」
<グラング>がディアスに襲いかかってきた
ディアスは後ろに飛び退き
<グラング>の攻撃をよけた