「アリア、敵は討ったからね」
グラールはアリアの肉片を集め、湖を沈めた
「アリア、ずっと一緒だよ、ムムラ一緒に来るか?」
「ワン」
グラールとムムラは湖の中に姿を消した
「と言う事からここが<悲しみの湖>と呼ばれている理由です」
「そうなの、その主はまだいるの?」
「はい、いまだにこの湖を護り続けています」
「でっこの湖をどうやって渡るの?船はないみたいだし」
「ここは私に任せて下さい」
氷菜は湖に両手をつけると
一瞬にして氷の道を作り出した
「これで通れますよ」
「ありがとう、氷菜」

「あっもうすぐ陸地ですよ、ほら」
アリスは指を指した
「そうね」
ディアス達が陸地に降りると氷の道は砕け散った
「この森を抜ければ、<砂の旅団>のアジトがある砂漠ね」