「それと、影姫」
「はい」
影姫は
ディアスの影から
いろいろな武器を取り出した
「みなさん、この中から、好きな武器を一つ選んでください、能力を使えないときに戦えるように、ちなみに、銃器などは、勝手に弾がセットされるので安心してください」
みんなは
頷いて、それぞれの武器を手に取った
ディアスは大鎌、アリスはマシンガン、白雪姫は巨大斧、赤ずきんはライフル、氷菜は日本刀、雪は弓矢、紅は槍、水蓮はボウガン
「それでは、これからフォーメーションを説明します」
白雪姫達は
ディアスの元へ集まった
「まず、一番前は私で敵がいないか偵察する、次は、白雪、氷菜、紅さんが敵が来たら、すぐに行動出来るようにしていて、最後は、アリス、赤ずきん、雪、水蓮さんが後方支援でお願い、わかった?それとこれ」
鞄からイヤホンマイクを取り出し
白雪姫達に渡した
「それじゃ、行くわよ」
ディアス達は森の中へ入っていった
「こちら、チーム<夢>、敵が侵入しました」
「了解、そのまま尾行を実行」
「了解」
「なにも起きねぇな」
「不謹慎ですよ、白雪姫」
「だってよ、こっちは準備万端なのに、なにも出てこねぇから、仕方ないだろ、氷菜」
「どうやら、白雪、氷菜、お待ちかねの奴が来たみたいよ」
ディアス達は
数匹の尾が二本に割れた黒豹に囲まれた
「やっと暴れるか」
みんな武器を構えた
「ディアス、ここは、私達でやらせてくれないか?」
「でも、2人では危険よ」
「大丈夫だよ、私達は、これでも<おとぎの国>のNo.1とNo.2なんだから、なっ赤ずきん」
「はい、白雪姫」
「わかったわ、2人でやりなさい」