さくらはノートに今日の復習をしていた。すると、クラスの男子が教室に入ってきた。そして、ホウキをとって掃除を始めた。しかし、いつまでたっても他の人は来ない。 『ねぇ、なんで一人で掃除してるの?』 さくらは、席をたってその男の子に話しかけた。 『みんな…用事が…ある…みたい…だから…』 その男の子は小さな声でそう答えた。気の弱い男の子でさくらと目を合わせようとはしなかった。 すると、さくらはホウキを取って掃除を手伝い始めた。