『ううん。手伝わせて』 秋は、さくらの方をずっと見ていた。 『な、なに?』 『その…あ、ありがと。いつも気にかけてくれて…』 『えっ、気にしないでよ。私はやりたくてやってるだけだし』 さくらは、少し顔を赤らめていた。 『うん…』 2人で掃除をしていると、教室にある花に気付いた。