『いいよ。待っててあげる。待っててあげるから絶対教えてね』 ようやくスミスの顔に笑顔が戻った。 『うん。約束する』 そう言うと、2人はわかれた。 さくらが家に帰ると、ミフイルが家の中を飛び回っていた。 『何してるの?ミフイル』 さくらが聞くと、ミフイルは飛び回りながら答えた。 『それがさくらが居なくなって、探してるんだけどなかな……』 ミフイルは飛ぶのを止めて、さくらの方を見る。