『………うん。人間界に行こっか』 そして、2人は人間界に戻った。 家にかえるなり、さくらは布団のなかに入ってしまった。ミフイルは窓のそばに座り、月をみていた。 『さくら…。あんまり抱え込まなかったらいいんだけど…』 次の日… 朝、ミフイルが起きると家の中にさくらの姿はなかった。ミフイルは家の隅々まで探した。 『さくら…どこ行ったんだろ…?』