「美味しかった~
ごちそうさまでした。
後片付けは私がしますから
休んでいて下さいね。」



食器を下げた。



「久々だな~
自分で作ったのは~
昔は一人旅したりしてて
よくいろんなものを食べたりしてたんだ。」



稔の昔話は楽しい。



「雪湖ちゃんも連れて行きたいな」




「…楽しみにしてます。」


少し罪悪感を感じた。



「お酒飲まないんですか?」

少し酔わせてぐっすり寝かせたかった。

朝・・・・ここを早めに出よう


稔が私がいないことに気づく前に・・・・。