~Snow White~『最終巻』

智久はいよいよ出発を明日に控え
もう真っ暗になった
夕方 ポストの前に立っていた。



辞表と手紙を入れた
封筒をポストにおとした。


深くため息をついた。



会社に戻って仕事を片づけていた。


部下に引き継ぎをしていると


「なんだか明日から
こないみたいですよ。
最近、変ですよ?」と言われた。


智久は焦って

「俺だって今日の帰りに
死ぬかもしれないし
わかんないだろ?
覚えておいてくれ。」

ジョークで返した。


携帯が鳴った。

夏絵からだった。



智久は一番聞きたくない声を
聞くのかと思いながら
電話に出た。