~Snow White~『最終巻』

「少し寝るかな・・・・」

そう言って
フラフラっと両親の寝室だった部屋に
入って行った。


その背中を確認して
雪湖は自分の部屋においてあった
バックをどこに隠そうか
迷っていた。



 まさか
 寝ている私の部屋に・・・・


稔が入ってきていたら
もしかしたら無造作におかれた
バックに気がついたかもしれない。


そう考えると恐ろしくて
今すぐにでもここを
出たい衝動にかられた。



智久の言うことを守らなかったから


下着をクローゼットの中に
戻した・・・・・


「どうか見られてませんように」


そう願うだけだった。