~Snow White~『最終巻』

「なっさけないな~俺・・・・」

三原は酔っているのか
わからなかった。


「美春に伝えてあげたらいいのに」




「せっかくたくさん泣かせて
やっと美春は歩きだしたんだから
もう・・・俺は見守るしかない。」




「その気持ち伝えられないのは
悲しいですね。
もしかしたら美春は待ってるかもしれない。」



「そうであっても
終わったことだから・・・・
悪いな~俺の意味不明なことで付き合わせて」



「いえ・・・」



「来週、社長が来るから…
一応教えておくよ。」



「ありがとうございます。
言わないでくれてありがとうございます。」



「え?雪湖ちゃんのこと?
わかったらヤキだからな・・・・
俺も困っちゃうな。」



三原はそう言って電話を切った。