~Snow White~『最終巻』

「言ってはいけないような
気がしたから。
おまえと雪湖ちゃんの
愛を信じたかったのかな……
愛してるものをそれだけを
欲しいと思う勇気を
見たら俺も何か変われるだろうか
って思ったんだ。」



「美春のことですか?」



「美春にはあれから会ってない。
もしかしたら次の恋をしてるかも
知れないな~
それならいいんだ。
美春がそれで幸せなら
それでさ・・・・・。
だけどそうじゃなかったら
俺と同じ心に穴が開いてるなら
美春を奪って逃げたい
そう思ってた。」



「三原さん・・・・」



「最初はさ社長の指示で近づいた。
美春はまだ短大卒業して
本当に可愛かった。
そのうちに恋をしてる自分がいた。
バカだろ・・・・?
でもさ。任務で近づいた
おまえたちや大柴社長
そして美春・・・・・
辛かった、絆が深まるたびに
謝っていた・・・・。
とくに美春には……仕事なのか
愛なのか……
わからなくなってきた。」



「そうだったんですか・・・
辛かったでしょうね・・・」

それは今の自分にも言えると思った。