次の朝、出勤した智久を待ちうけてたのは
仕事の山だった。


「うわ~~~何これ?」


「だから連絡くださいって
言ったのに~~」



「なんでこうなるんだろ」



忙しく処理してると


「そんなフリしなくたって
どうせ将来は社長だろう。」


声が聞こえた。


「おまえ、顔覚えられたら
社長になった時、いじめられるぞ。
あははは・・・・・」



いつも聞こえてくる
中傷の声・・・・・・
腹わたが煮えくりかえって
情けなくなったが


今回腹がきまったことで
なぜかその声にも
おだやかでいられた。