~Snow White~『最終巻』

とにかく明るい
かーしゃんの豪快な笑い声で
全て吹っ飛んでしまう。


思わず食器を片づけながら
笑ってしまった。



誰もいないと思っていたが



「何がおかしいの?」
真冬が顔を出した。



「あ…いえ…すみま…
プ‐‐‐ーッ!!」

また吹き出してしまった。


真冬の後で
智久が驚いた顔をしていたので
笑いが一瞬止まった。



「すみません、思い出し笑いです」


真冬の顔も
智久も顔も

恭吾とかーしゃんの存在が
笑い涙で見えなくなる。

「すみません、すみません・・・」


キッチンを飛び出した。