春夜姫


「あ」
 春夜姫の口から、声が漏れました。

「魔法が解けたのね」
 それはそれは可愛いらしい声でした。
 
 春夜姫は嬉しさのあまり、青い鳥を抱きしめ、そのくちばしに口づけをしました。するとどうでしょう。突然、青い鳥の中から光があふれ出しました。春夜姫はあまりのまぶしさに目を瞑りました。