「さあ、いただこうか」 魔女はもう一度言いました。 「お前が私に最初にくれたもの、それは私に答えたその声だよ」 魔女の目がかっと見開き、ぎらぎらと光りました。。魔女は杖をかかげ、恐ろしさに泣き叫ぶ春夜姫の美しい髪を掴み、その喉元に向けて杖を振り下ろしました。春夜姫の喉がまばゆく光り、それが収まると魔女は声高に笑いました。 「この瓶にお前の声が入っている」 杖を持つ手とは反対の手に、手のひらに乗るほどの小瓶がありました。