【先生×生徒シリーズ】壊れるほど抱きしめて③―先生とSweet life―




晩ご飯を食べて、お風呂に入った後は、先生とソファーに座って、コーヒーや紅茶を飲みながらまったりする。


私はこの時間が大好きだった。



『先生?はい、バレンタインのチョコレート』



私は今日買ったチョコレートの入った紙袋を先生に渡した。



「ありがとう」



笑顔で紙袋を受け取る先生。


金曜日に生徒から沢山のチョコをもらって帰って来た先生。


新任の若い先生が入ってから、人気がなくなったと言ってたけど、もらったチョコの数を見ると、まだまだ生徒から人気があるように思う。


中には、本気で先生が好きなんだなって思うチョコやメッセージカードが何個かあった。


そういうのを見ると、普通は嫉妬したりするんだろうけど、私は逆に先生が学校で人気があることが嬉しかった。


だって私は先生のことを信用してるから。