膝の上に置いた私の手を先生がギュッと握った。 「ハル?俺には話せないこと?」 私は首を左右に振る。 「俺じゃー、その悩みは解決出来ない?」 私は再び首を左右に振った。 「俺はさ、エスパーじゃないからハルの心の中を見ることは出来ない。だけどな、ハルが悩んでることや考えてることを話してくれたら、俺なりの答えを言えると思うんだ……。だからさ、話して?」 私はコクンと頷いた。