ソファーに先生と並んで座ってる時、先生が私の目の前で手をヒラヒラさせた。
先生の方を向く。
「ハル?何か……悩み事でもあるのか?」
私は首を傾げた。
『どうして?』
「いやさ……駅で待ってるハルを見た時に何か考えてるみたいだったし……。レストランでもボーとしてたしさ……」
あっ……。
先生、気づいてたんだ……。
『別に……何も悩んでないよ?』
私は嘘をついた。
「ホント?」
『…………うん』
私は先生から目を逸らした。
先生は私の肩をポンポンと叩く。
「嘘だろ?ホントは何か悩み事があるんじゃないのか?」
先生が心配そうな顔をして私を見てる。



