「ねえ、どこに行くの?」 僕はさらに尋ねた。 ライミは答えなかった。 そのうち、僕はライミを見失った。 その場で僕は来るっと回る。 どこも同じに見えた。 大きな木々、地面には枯れ葉。 「こっちよ」 ライミの声が聞こえる。