でも、なんかひきつけられる。
思ったときには立ってて。
『友達になってくださいっっ!!』
なんて手を差し出してた。
ん・・。
なにしてんだ、私!!?
軽くパニックの私。
そんな行き場の無い手に、柔らかい温かい手が包んだ。
「・・よろしくね?」
そんな声に反応して、上を向くと。
にっこりと笑った顔が出迎えてくれてた。
感動のあまり「ありがとうっ」と何度も繰り返してしまった。
うわぁー!!!
やったよぉぉ(泣)
友達になってくれたよぉ!!
天国へ上る気分のなか、隣で低めの声がした。
「・・・・。僕もよろしく・・・ね?」
噂のあの人っっ!!!?
差し出された手を私は強く握った。
「よろしくねっ!」
もうここで死んでもいいくらいの気分だった。
てか・・。私・・、変じゃないか??
んん??
この気持ちはなんなんだろう・・・?
