真剣な顔をして、相沢さんのほうを向く健太くん。
呆然と見つめる僕等を無視して、また一言呟いた。
「・・・。嫌な予感がするんだ・・・」
「「『・・?』」」
三人で首を曲げる。
誰も意味が分かってないらしい。
しばらく沈黙が続いた。
その時、高いトーンの声が話しかけてきた。
「あのっ・・!」
『え?』
振り向くと、相沢さんが立ってた。
戸惑ったようにしてから、話し出した。
「お・・。お友達になってくださいっっ!!」
突然差し出された手に僕は驚くことしか出来なかった。
戸惑っていると、麗華さんが前にでた。
