眠り姫の女の子



男はもう一度
私の顎を掴み

「お前の大切な友達が痛い目にあうのと…お前が俺に抱かれるのと、どっちがいいか選ばせてやる」

『そ、そんな!!…わかったよ‥光はもう解放して?私を好きにしていいから』

「バカッ!!俺なんかどうでもいいからくるみが逃げろよ!」

「連れていけ」

光は約束通りに
解放された

約束通り…
だから私も約束通り
この俺に‐‐‐


『わーん!やぁだぁよぉ―泣』
ヒックヒックッ

「泣き叫んでいいぜ」ニヤ



男はもう待てないと言わんばかりに
私のブラウスのボタンを乱暴に引きちぎり 胸を触り
ニヤニヤしていた


私はただただ
堪えていた


怖いよッ―